会社と社員のWIN-WINの関係をつくる:パナソニックシステムネットワーク株式会社様

08-08121パナソニック コミュニケーションズ株式会社 人材戦略チーム 社員研修所
主事 陣内 康成様
当社では、キャリアアッププランの一環として、2006年度よりスキル評価を導入しました。これは、社員一人ひとりが今の自分のスキルレベルと、職場で求められるスキルレベルを客観的に理解し、どのように自分を高めればよいかを把握することを目的としています。不足しているスキルはOJTやOFF-JTで補う計画を立てますが、その期間は一年単位となっています。

会社を取り巻く環境が大きく変化する中、単年度のスキルアップ計画の積み重ねも必要ですが、社員の会社生活の長さを考えますと、10年程度の長い視点での方向付けも重要です。このような背景から、当社ではラーニング・システムズ社の協力を得てキャリア・アドバンス・プログラム(CAP)をスタートさせました。

会社は多様な人材の最大活用や活躍する場の提供を目指し、社員は自らが保有するスキルを最大限に発揮することで、結果としてともにハッピー、言い換えるとWIN-WINの関係を創ることにつながるのではないかと思います。

30歳、40歳、50歳の10年刻みで三つの研修を行っていますが、受講者からは
・短期的な思考だけではなく、長期的な視点で考えるようになった
・同年代の社員とのディスカッションでお互いに刺激され、視野が広がった
・環境が大きく変わる中で会社と社員の関係が変わったことに気づいた
・会社生活や人生の選択肢が広くなった

という評価を得ております。
ラーニング・システムズ社は真摯な会社で、「受講生に常に何かを感じてもらおう、気づいてもらおう」という姿勢や、「講師の経験の幅の広さからのアドバイス」等を高く評価しています。

08-08122この研修は、継続してこそ価値があると感じています。また、受講者には10年後に現在を振り返ったときに、どのようにキャリア形成が実現できているのかを検証してもらいたいと考えています。プログラム内容は会社の施策を反映させながら随時見直しを行い、会社と社員がWIN-WINの関係を築くことができるよう、人事部門一丸となって社員のキャリア形成をサポートしていきたいと願っています。