効果的なミーティングを実施するためには

会議やミーティングで議論に十分時間をかけたが、最終的に有効なアウトプットが出なかったという経験を多くの人がしているのではないだろうか。なぜそうなってしまうのか?私たちは誰でも考え方の癖を持っている。常に楽観的に考える人、反対に常に悲観的に考える人、直感で決断する人、他の人の意見を否定しがちな人などさまざまである。問題は自分の考え方の癖に縛られてしまうことで新しい発想が持てなかったり、またそのような考え方を否定して進行を妨げ、ミーティングを非生産的にしてしまうからである。その解決策は、バランスの取れた多角的な考え方“平行思考Parallel Thinking”をメンバー全員が身につけ、ミーティングで効果的に活用することである。

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その平行思考を活用した思考法が6つの思考タイプ“シックス・シンキング・ハッツ”である。例えば、「新しい商品・サービスの開発」について、この思考法を使い、次のように組み立ててみるとしよう。

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今はどの色のハットかを明確にし、かつハット毎の時間を守りながら進めていくことにより時間を短縮し、思考の品質を高め、最終的には効果的なミーティングを実施することが可能になる。詳しくお知りになりたい方は研修コース「STHシックス・シンキング・ハッツ」をご覧いただきたい。